陸地の11%が氷河によって覆われ、いたるところで温泉が湧出している氷河と火山の国、アイスランド。
最近では、2011年、2012年と大噴火が続いた。
アイスランド行きの航空券を半年前に発券、既に手にしていた私は、噴火による旅程の影響を心配したが、
幸い、予定通りに出発できた。

しかし、レンタカーの移動では、冷や汗をかく場面が続出…。
アイスランド最南端の港町ホプンからレイキャビックまで、凍結した道路を450km走ったのだが、
途中の200kmは猛吹雪！　転倒したり、雪にはまって動けない車とあちこちで遭遇し、
ハンドルを握る手は緊張しっぱなしだった。
旅も後半になると疲労が蓄積するが、今回は撮影疲れよりも運転疲れのような気がした(笑)。
それでも良い絵が撮れたときは、疲れも吹っ飛ぶ。

北極圏の近くに位置するアイスランドならではの豪快な自然と神秘的なオーロラに魅了された撮影旅行だった。